福岡市博多区博多駅東の博多駅東クリニック|内科/胃腸内科/呼吸器内科/生活習慣病予防健診/健康診断(TEL.092-473-9177)

胃腸内科(内視鏡検査)
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胃腸内科について

胃腸内科では、胃や腸の病気を問診、診察、レントゲン検査、エコー検査、内視鏡検査、血液検査などで診断し、治療を行います。
このような症状のある方はご相談ください。内視鏡検査が勧められます。内視鏡で異常がなかった場合でも、お薬での対症療法などをご提案いたします。

  • 胸やけ
  • 吐き気
  • 胃の痛み
  • 腹痛
  • 食欲がない
  • 便秘
  • 下痢
  • 黒い便が出る
  • 赤い便が出る
  • 便が細くなった

当院では鎮静剤、鎮痛剤を使用して、苦痛の少ない内視鏡検査を行っています。内視鏡検査は苦しそうなどのご不安がある方もご相談ください。
当院では事前に説明・同意書、問診票をお渡しまたは送付しておりますので、予めご記入の上ご持参ください。

胃内視鏡検査(胃カメラ)について

口から内視鏡を挿入し、食道、胃、十二指腸の一部を観察する検査です。食道がん、逆流性食道炎、胃がん、胃・十二指腸潰瘍などの病気の有無に加え、ピロリ菌感染有無も調べることができます。当院では細いタイプの内視鏡を用いており、のどへの負担を減らすことができます。また、鎮静剤の使用をおすすめしており、苦痛の少ない胃内視鏡検査をご提案しています。※当院では経鼻内視鏡は行っておりません。

当院で事前にお渡ししている説明・同意書問診票などです。こちらから印刷してお使いいただくことも可能です。

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胃内視鏡検査(胃カメラ)について

胃内視鏡検査の流れについて

  1. ① 事前予約が必要となります。健診受診者様はWeb(EPARKまたはMRSO)かお電話(092-473-9177)で予約をお取りいただきます。一般保険診療の場合、外来受診時またはお電話にて予約をお取りください。
  2. ② 検査前日は遅くとも21時までに夕食を済ませてください。以降は水・お茶の摂取は可能ですが、食事は摂らないでください。
  3. ③ 事前にお渡し、または送付した胃内視鏡検査の説明・同意書と問診票をよくお読みいただき、ご記入をお願いいたします。検査当日に持参してください。お薬手帳をお持ちの方は、そちらも持参されてください。
  4. ④ 当日朝は絶食で、お薬も飲まずに来院してください。少量の飲水は可能です。
  5. ⑤ 検査室にご案内します。胃の中の泡を消す水(ガスコン水)をお飲みいただきます。
    のどに局所麻酔(キシロカイン)のスプレーを行います。
  6. ⑥ 検査台に横になっていただきます。鎮静剤を注射していきます。血液検査がある方は、同時に採血を行います。
  7. ⑦ マウスピースをくわえていただき、検査開始です。検査自体は5〜10分ほどで終了します。
  8. ⑧ 検査終了後、ベッドに横になったまま、リカバリールームへ移動していきます。しばらくお休みいただき、その後結果説明と医師の診察があります。

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)について

肛門から内視鏡を挿入し、大腸を観察する検査です。ポリープやがん、炎症の有無などを診断します。胃カメラに比べるとなかなかハードルの高い検査かもしれませんが、近年日本人の大腸がんへの罹患数は増加傾向にあります。大腸がんをできるだけ早期に発見するために、大腸カメラを受ける重要性は高まっています。当院では鎮静剤、鎮痛剤を使用するとともに、苦痛の少ない挿入法(軸保持短縮法)を心がけております。

大腸内視鏡検査の流れについて

  1. ① 事前予約が必要となります。健診受診者様はWeb(EPARKまたはMRSO)かお電話(092-473-9177)で予約をお取りいただきます。一般保険診療の場合、外来受診時またはお電話にて予約をお取りください。
  2. ② 検査前日は消化の良いものを摂取いただき、野菜、きのこ、海藻、豆類は食べないでください。遅くとも21時までには夕食を済ませてください。以降は水・お茶の摂取は可能ですが、食事は摂らないでください。寝る前に、あらかじめお渡しまたは送付したラキソベロン1本全量を水200mlに溶かして服用していただきます。
  3. ③ 事前にお渡し、または送付した内視鏡検査の説明・同意書と問診票をよくお読みいただき、ご記入をお願いいたします。検査当日に持参してください。お薬手帳をお持ちの方は、そちらも持参されてください。
  4. ④ 人間ドックなど、大腸カメラ以外の検査も朝から予定されている方は、所定の時間にお越しください。看護師がご案内いたします。
    午後からの内視鏡検査のみの方は、ご自宅で下剤を飲用してから14時頃来院いただくか、朝から来院いただいて前処置室(リンクで写真が表示できるように)で下剤を飲用していただきます。どちらのパターンでも構いませんが、初めてで下剤を飲むのが不安、自宅からクリニックまで移動する間のトイレが不安、などの場合は、クリニック内で飲用されることをおすすめしています。
    当院では「モビプレップ」を下剤として飲用していただきます。詳しい飲用方法はこちらからもご覧いただけます。
    モビプレップ飲用方法のQRコード
  5. ⑤ モビプレップを飲み、数回排便があったあとは便が透明な水様になります。そうなれば検査可能のサインです。検査室に移動し、検査開始です。
  6. ⑥ 胃カメラも同時にある方は、先に胃カメラを行い、その後大腸カメラを行います。大腸カメラ自体の検査時間は15〜30分程度です。検査終了後、ベッドに横になったまま、リカバリールームへ移動していきます。しばらくお休みいただき、その後結果説明と医師の診察があります。

日帰り大腸ポリープ切除について

大腸腺腫性ポリープは将来大腸がんになる可能性があるため、切除を希望された方には検査中に切除することが可能です。切除したポリープは病理検査(顕微鏡で診断する検査)に提出し、がんが混じっていないか、追加治療が必要であるかを評価します。

(当院で切除できる場合)
・10ミリ未満の、内視鏡的に良性腫瘍であると考えられるポリープ。

(当院では切除できない場合)
・10ミリ以上のポリープ。
・内視鏡的にがんの合併が疑われるポリープ。
・ポリープの総数が多い場合。(一度に全部取りきることが難しい場合があります)
・検査時間が長くなったり、検査による苦痛が強い場合。
・抗血栓薬(血液サラサラの薬)を2種類以上内服中の場合。
以上のような場合、高次医療機関にポリープ治療のための紹介をさせていただくことがございます。

【切除法】
スネア(輪っか状のワイヤ)で病変を絞扼して切除します。切除後に専用クリップで傷口をふさぐことがあります。クリップは通常自然に脱落し、便と共に排泄されます。

【偶発症】
切除に伴う偶発症に出血や穿孔(腸に穴があくこと)があげられます。当院では電気メスを用いずに切除するため、通常そうしたリスクは低いですが、万一そうした偶発症が起こった場合は、高次医療機関への入院や緊急治療が必要となることがあります。その際の医療費は通常の保険診療となります(自己負担が生じます)。
後出血のリスクが上がる可能性があるため、切除当日は飲酒や運動、熱い風呂につかるなどは避けてください。切除後1週間は激しい運動や飲酒は控えてください。

【費用について】
保険診療で、全国一律の料金になります。ポリープ切除すると、3割負担の方で19,000~26,000円、2割負担の方で13,000~17,500円、1割負担の方で6,500~8,700円程度の追加費用が発生します。(2024年4月現在の目安 価格は前後する可能性があります。)

胃腸内科で扱う主な病気について

◯逆流性食道炎
胃酸が胃から食道へ逆流し、食道下部に炎症を起こす病気です。胸やけやみぞおちの不快感、酸っぱいものがこみ上げる感じ、咳などの症状が出ることがあります。日本人の10%程度が罹患していると言われています。症状のない場合もありますが、中等度以上の逆流性食道炎を放置すると胃酸が口の中にまで逆流し、歯が酸で溶けてしまい、虫歯の原因となることがあります。また、食道下部での出血や狭窄を起こすことがあり、治療が勧められます。生活習慣の改善や、酸分泌抑制薬の内服4〜8週間で治療します。

◯ピロリ菌感染について
ピロリ菌は胃の中で生存できる特殊な菌で、慢性炎症を引き起こします(萎縮性胃炎)。それ自体は無症状のことが多いですが、胃がんや胃潰瘍の原因になります。特に胃がんの原因のほとんどはピロリ菌感染によるものです。従って、ピロリ菌感染がある方は除菌治療がすすめられます。ピロリ菌の除菌を保険診療で行うには胃内視鏡検査が必須となります。一度もピロリ菌検査を受けたことがない方はぜひご相談ください。

ピロリ菌感染について

◯胃・十二指腸潰瘍
胃や十二指腸の粘膜が部分的にえぐれて(欠損)してしまう状態のことをいいます。胃の痛み、悪心嘔吐、食欲低下などの症状が起こります。潰瘍を起こす原因は、ピロリ菌感染、薬剤性(ロキソニンなどの痛み止め)がほとんどですが、胃がんに潰瘍を伴うこともあり、注意が必要です。潰瘍の程度によっては出血や穿孔、狭窄をきたすことがあり、昔は手術が選択されることもありましたが、現在ではピロリ菌の除菌や胃薬の発展によって多くはお薬での治療が可能となっています。

◯機能性ディスペプシア
内視鏡や画像検査などで明らかな器質的異常がないにも関わらず、胃が痛い、胃がもたれる、食後の不快感などの症状があることをいいます。明確なメカニズムは不明ですが、根底にはストレスに対する過剰応答性があると考えられており、そこにピロリ菌感染や食生活、胃酸などが修飾因子となり、胃の弛緩障害や排出遅延、知覚過敏などが引き起こされるためと考えられています。治療は生活指導と薬物療法が基本となります。

◯胃がん
ピロリ菌感染が原因としてほとんどですが、ピロリ菌陰性の胃にできることもあります。ピロリ菌除菌によって胃がんリスクは低下しますが、未感染胃よりは高い状態が続きますので、定期検診をおすすめします。早期発見し、内視鏡的治療ができれば胃を手術で切除せずに治療できるケースもあります。

◯便秘症
本来排泄すべき便を十分量かつ快適に排出できない状態をいいます。たかが便秘と思われがちですが、実は慢性便秘症患者の生命予後は非便秘症患者と比べて悪い可能性が指摘されており、無視できない病態となっています。原因は多岐に渡るため、丁寧な問診、検査が必要です。現在は様々な便秘治療薬の選択肢もあります。

◯大腸がん
日本人の3大死因は悪性新生物(がん)、脳卒中、心筋梗塞ですが、中でも大腸がんは男性で2位、女性で1位と増加傾向にあります(詳しくはこちら)。大腸がんには遺伝や環境因子(高脂肪食、低繊維食、喫煙、アルコール)が発症リスクとして指摘されています。症状は腹痛、血便、下痢や便秘などがあり、特に50歳以上で大腸内視鏡検査を受けたことがなく、便通異常が急に出現した場合は要注意です。一般的に行われている便潜血検査は簡便で有用ではありますが、右側結腸がんでは偽陰性となることもあり、大腸内視鏡によるスクリーニングが重要です。

◯過敏性腸症候群
腹痛と便通異常(便秘、下痢、またはその交替)が関連し合い、慢性に持続するが通常の検査で目に見える異常がない状態を指します。脳腸相関(心理社会的ストレスにより症状が発症、増悪)、腸内細菌、消化管炎症などが関与しています。治療は生活指導、薬物療法が基本となります。

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